お知らせ

2016年4月21日にYKI研修会を開催しました

今回の研修会では、米国特許弁護士として知財実務に長年携わっておられる吉田健一郎先生を講師にお迎えし、「最近の米国知財権取得のための注意点」と題して研修会を開催いたしました。吉田先生には、Cuozzo Speed Technologies LLC, 事件等の米国特許重要判例、パテントトロール問題に対する特許法改正の動き等の最新の米国特許事情、米国におけるソフトウェア特許の権利化・行使環境下での中間処理対応策等について、具体的に分かり易く解説して頂きました。出席者の方々からは、今後の米国知財業務に活かすことができる有効な研修会であったとして、大変好評の声を頂きました。また、吉田先生の講演の後、弊所からは、プロダクトバイプロセスクレーム等の研究報告を行いました。

研修会には、弊所が日頃からお世話になっているクライアントを含め約20名の方が出席され、また、研修会後に引き続き開催した懇親会にも多くの方々が出席されました。懇親会では、お客様同士や吉田先生との間で有意義な情報交換ができた様子で、とても和やかな雰囲気で懇親会を終えることができました。

これからもクライアントの方々の知財業務に役立つような研修会を定期的に行っていく予定です。

【吉田先生による講演の内容】

1.CAFCの動向と米国重要特許判例 ※PDF資料1
・米国重要特許判例「In re Cuozzo Speed Technologies LLC, 事件」
2.米国特許事情 ※PDF資料2
・パテントトロールの問題解決への特許法改正の動き
・過去のトロールモデルから現在のトロールモデルについての解説
3.米国におけるソフトウェア特許
・最高裁アリス判決、特許非対象物の基準の解説
・アリス判決後の米国特許庁の対応(暫定審査基準ガイド案)の解説
・ソフトウェア関連出願の中間処理対応策について

【弊所研究報告】 ※PDF資料3

・プロダクトバイプロセスクレーム
・ハーグ意匠
・Global Dossier

2016年4月21日にYKI研修会を開催しました。

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