お知らせ
米国における新ルールの廃止
・USPTOは、クレームの数や継続出願の回数の制限等に関する米国新ルールを廃止すると発表しました。
・USPTOからのプレスリリース(2009年10月8日付け)
http://www.uspto.gov/news/09_21.jsp
経過
上記米国新ルールは2007年11月1日に施行されることになっていました。しかし、2007年10月31日に、バージニア州東部地方裁判所(EVDA)が、上記米国新ルールの施行を禁止する仮差し止め命令を出し、その後、米国新ルールの改正は違法であるとする略式判決をしました。
USPTOは、連邦巡回控訴裁判所(CAFC)に控訴しました。そしてCAFCは、2009年3月に米国新ルールの改正は違法とする連邦地裁の略式判決について、その一部を容認、一部を破棄差戻しとする内容の判決を下しました。