外国関係業務

外国関係

外国関係業務には、以下の2種類があります。

1) 外国の企業などから直接あるいは外国代理人を通じて依頼される日本出願に関する件
2) 日本企業などから依頼される外国出願についての件

YKIにおけるこれら外国関連業務の比率は、全体の40%~50%に達しています。

取引相手の国としては、アメリカ、ヨーロッパ (ドイツ、イギリス、フランスなど)、
アジア (韓国、中国、台湾など) がメインですが、世界各国との取引が増大しています。

外国依頼人からの日本出願については、日本特許庁への手続を確実に行うだけでなく、

外国依頼人からの各種問い合わせなどへの迅速な対処を行うことで、
外国依頼人からの信頼を得て、外国企業からの直接の依頼も増加しています。

特許制度等の改正は、世界各国で頻繁に行われており、
その変化のスピードは非常に速くなっています。

体系的な情報収集も重要ですが、その都度現地代理人に確認することも重要です。
世界各国の代理人と緊密な関係を保ち、すぐに情報が得られるような体制を整えています。

PCT出願は、権利を取りたい国が確定していない場合や、
調査期間の先行技術調査の結果を経て各国への移行を考えたい場合に適しています。
クライアントの要求に応じ、適切な外国出願の形態について提案します。

YKIの弁理士、その技術補助者は、国内関連業務および外国関連業務の両方を担当します。
例えば、国内出願の担当者は、その対応外国出願についても担当します。
従って、技術内容についてよく理解した上で、処理を進めることができます。

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翻訳

「外国関係」で説明しているとおり、YKIにおける外国関連業務の比率は50%にもなります。
そして、 1) 外→内 (外国企業等から依頼される日本出願) 2) 内→外 (日本企業等から依頼される外国出願) のそれぞれに、必ず『翻訳』業務が介在することになります。

1) の場合は主として「英→日」翻訳、 2) の場合は主として「日→英」翻訳が必要となります。
また、翻訳業務は出願の明細書だけでなく、契約書、通信文等、多岐にわたります。

特許事務所で行う翻訳は、特許等の知的財産に関わる翻訳であり、
したがって一般的なビジネス翻訳に比較し、
技術的、法律的側面から的確かつ厳密さが要求されます。

YKIは、品質の高い翻訳を提供するために、事務所内部で翻訳者、技術担当者、
ネイティブチェッカーが協同して翻訳作業をすることが必要と考えています。
YKIの翻訳室は、“一人一人が特許翻訳のプロフェッショナル”を標榜し、
日々切磋琢磨し、信頼できるYKIの外国業務を支える要となっています。

また、社内の翻訳室と合わせ、YKI翻訳室のOB、およびYKIの特許翻訳トライアルを
クリアした技術分野ごとの経験豊かな外部翻訳者 (翻訳会社) とも、YKI翻訳チャンネルを構築し、
顧客の皆様に満足していただける 特許翻訳を心掛けています。

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