特許業務

発明者面談(発明検討会)

発明者面談(発明検討会)においては、起案内容の技術的な理解を出発点として、
専門的な見知からの発明の的確な抽出及び展開を遂行します。

客観的な発明分析結果を発明者に提供し、発明者の知恵を引き出し、
その発明者をしてあるいは我々自らをして、発明を発展、充実させることは、
まさに専門家の能力の見せ所といえましょう。

その段階では、関連する潜在発明の発掘、
権利強化のための変形例の案出などについても検討されます。

また、経験に裏付けられた特許性評価も並行して行われます。

この過程を経て、権利内容が例えば数倍~10倍に拡充されることも希ではありません。

以上を経て、顧客の方針に従って、また製品技術動向を考慮に入れて、
当該案件について最適な出願処理方針が策定されます。

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明細書の作成

明細書の作成においては、上記の分析検討を基礎とし、
将来の権利活用を前提として、ライセンスを強く意識した明細書の作成を目指します。

その段階では、多くの場合、所内での相談、意見交換が活発になされます。

そして、特許性を引き上げる論理形成、侵害発見容易なクレームの作成、
直接侵害対応のクレーム作成、将来の補正のための手当、他社製品の囲い込み、
などの専門的知識やノウハウに裏付けられた作り込みがなされます。

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中間処理

中間処理においては、単に特許成立を目指すのではなく、
顧客の方針に従い、顧客にとって実益ある権利範囲の獲得に最善を尽くします。

YKIは、中間処理時の意見補正の品質を出願時の明細書品質と同様に重視しております。

強い権利は、それらの両品質が揃って初めて獲得できるものだからです。

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係争事件の対応

係争事件が生じた場合には、顧客の依頼に従って、
特許性評価、侵害鑑定、証拠調査、設計変更の助言、交渉戦略の立案、ラインセンス交渉など、
専門家として顧客を総合的にバックアップします。

必要に応じて、チームが編成され、複数の専門家が協調分担して事件を処理いたします。

国内の弁護士と連携して、あるいは、諸外国の弁理士弁護士と連携して、
事件を処理するケースが最近増加しております。

この分野においても、YKIは、今までに長年蓄積された様々な経験及びノウハウに基づいて、
顧客に専門的なサービスを提供できる体制を備えており、
その成果の積み重ねから、顧客より厚い信頼を得ております。

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