お知らせ

2017年10月24日にYKI研修会を開催しました

弊所は、実務家等の有識者をお招きして、定期的に研修会を開催しております。今回の研修会では、米国特許弁護士として知財実務に長年携わっておられる吉田健一郎先生を講師にお招きし、「米国特許に対する鑑定書の役割」と題して研修会を開催いたしました。

研修会には、弊所が日頃からお世話になっている14社のクライアントから20名を超える方が出席されました。遠方からお越し頂いた方もいらっしゃいました。

吉田先生には、主に以下の内容について、具体的に分かり易く解説して頂きました。

【吉田先生による講演の内容】

  • ・米国における意図的侵害に関する判例の変遷(Knorr-Bremse事件(2004)、In re Seagate事件(2007)、Halo事件(2016)等)
  • ・意図的侵害の基準
  • ・意図的侵害の判断における鑑定書の役割(特に、各判例後の役割の変遷)
  • ・特権(Attorney Client Privilege)の破棄、その範囲
  • ・2017年米国特許事情(PTAB、パテントトロール問題等)

出席者の方々からは、今後の米国知財業務に活かすことができる有効な研修会であったとして、大変好評の声を頂きました。また、クライアントの方々の中には鑑定に携わられた方も多く、多数の質問もあり、吉田先生からは詳細で分かり易いご回答を頂きました。まさに、実務に直結したご講演であったのではないかと思います。

研修会後には懇親会を開催いたしました。懇親会にも多くの方々が出席され、クライアントの方々同士や吉田先生との間で有意義な情報交換ができた様子で、とても和やかな雰囲気で懇親会を終えることができました。弊所の所員としましても、日頃担当しているクライアントの方々はもちろん、担当していないクライアントの方々ともお話する機会が得られ、大変有意義な時間を過ごすことができました。

これからもクライアントの方々の知財業務に役立つ研修会を開催する予定です。

2017年10月24日にYKI研修会を開催しました。

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