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日本企業の中国への特許出願データ(2009年~2013年)

引用:中華人民共和国国家知的財産局統計情報

2014年に中国国家知識産権局が受理した特許出願は92.8万件に上り、前年比で12.5%増になりました。92.8万件の特許出願のうち、中国国内の特許出願(国内出願)は80.1万件で、全体の86.3%を占め、外国からの特許出願(外内出願)は12.7万件で、全体の13.7%を占めています。
 2014年に設定登録された特許権は23.3万件に上り、前年比で12.3%増になりました。23.3万件の特許権のうち、国内出願から設定登録された特許権は16.3万件で、全体の70.0%を占め、外内出願から設定登録された特許権は7.0万件で、全体の30.0%を占めています。

日本から中国への特許出願について
【概要】
 図1は日本から中国への特許出願件数の推移を示したものであり、2009-2013年の5年間で、日本から中国への特許出願は計186877件になります。
 2009-2012年の4年間は年平均11.8%で増えましたが、2013年は2012年と比べ、1085件減少しています。
概要
【中国へ出願する日本企業】
 2009-2013年の特許出願件数ランキングトップ10はSONY(10446件)、Panasonic(9357件)、Canon(5904件)、トヨタ自動車(5626件)、SHARP(5331件)、三菱電機(4204件)、SEIKO EPSON(4069件)、東芝(3988件)、本田技研工業(2707件)及び富士通(2560件)でした。
 図2は、出願件数の多い日本企業5社の中国特許出願件数の推移を示したものです。 SONYは2009-2011年、特許出願件数第1位でした。2012-2013年では、SONYに代わり Panasonicが、特許出願件数第1位となりました。いずれにしろ、SONYとPanasonicは、近年の出願件数から中国での知識財産権を非常に重視していることがうかがえます。 また、トヨタ自動車、Canon 、SHARPの特許出願件数も、2009-2013年の間、高い水準で推移しています。
中国へ出願する日本企業
【技術分野】
 日本からの出願は主に電機電気装置、光学、音声画像技術及び半導体などに集中しています。特に電機電気装置の分野は、5年間ずっとトップであり、年々増えています。
技術分野
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